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バイラヴァ（シヴァ）
インド　中インド（マディヤプラデ－シュ）　10世紀～11世紀
材質：砂岩 　高：15cm　(展示台含　高：20cm )

シヴァは破壊と再生の神として知られヴィシュヌと並ぶヒンドゥー教
の二大神の一人です。

バイラヴァはシヴァの恐怖すべき者、不穏な側面として表現される
一つの姿です。

この作品は、恐らくはシヴァの大きな神像からの断片で、左手には
バイラヴァの持物である、ドクロの杖を持っています。

非常に手慣れた彫刻で、体形、表情などインド彫刻らしい感じの良い
時代を感じさせる美しい作品です。