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黒漆箔絵経典厨子・扉

黒漆箔絵経典厨子・扉
タイ ラタナコーシン美術((バンコク王朝) 18世紀~19世紀
材質:木・鉄(蝶番・他) 漆・金箔 
箔絵 縦:85.5cm 横(上):62,5㎝ (下):67.5cm

額装 縦:94cm  横(上):71,5㎝ (下):77.5cm

箔絵は、タイを代表する伝統的装飾で、黒漆を全面に施した上に金箔
で文様をあらわす漆工芸技法で、スコータイ時代に中国の影響を受け
て始まったとされ、現存しているタイ最古の箔絵漆器はアユタヤ王朝
初期のものが遺されています。

アユタヤ王朝期からバンコク王朝期初期頃に箔絵の技術が著しく発展
し芸術性の優れた箔絵が王宮、寺院内部の装飾などに残されています。
その他、経典を入れる経箱、厨子なども製作されバンコク国立博物館
などの博物館の収蔵品として展示され鑑賞することができます。

この箔絵扉は、経典を納めるための厨子で、上部に比して下部が広い
台形箱型の器体に脚部を付けたもので、正面に観音扉を設ける形式の
厨子(棚)の正面に設けられた観音扉です。

画面上部ではタイの特徴的で伝統的な文様、火炎状唐草文の揺らめき
のなかに、ガルーダの頭部や数々の鳥、栗鼠を潜ませています。
画面下部では宮廷内外の情景と、飛翔するラーマ王子、そして岩窟の
上と下には、つがいの兎や人面獣、鹿そのほか蛙や虫、蛇などのほか
小動物や草花などが描かれています。



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