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仏陀立像残欠(トルソー) Sold

タイ ハリプンチャイ 12〜13世紀
材質 テラコッタ 高17.5cm(台込 24cm)

6世紀〜11世紀までタイ中央部・東北部コラート高原の広大
な地域で栄えたモン族の仏教国家ドヴァーラヴァティー王国も
11世紀には、クメールやビルマなどの影響で終焉を迎えます。

ハリプンチャイ王国は、7世紀頃からタイ北部のランプーンを
都として栄えたモン族の国家で10世紀後半にはドヴァラーヴァ
ティー王国の衰退により、モン族の中心はハリプンチャイ王国
に移行したとされます。

その、ハリプンチャイ王国も13世紀末ににはランナー王国に
滅ぼされます。

ハリプンチャイ美術は、ドヴァラーヴァティー美術、インドの
パ−ラ美術など影響を受け独特の美術を残しました。

施無畏印で掌には微かに法輪相が見てとれます、トルソーとなり
ましたが、数少ないハリプンチャイ美術の雰囲気のある作品です。