Prehistoric Jewlry 01

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玦状耳飾(けつじょうみみかざり)
タイ ロッブリー 紀元前1500~紀元前300年

材質玉髄(碧玉・ジャスパー) 高:2.4cm 幅:2.8cm 厚:1cm

美しい淡いグリーンの耳飾です、タイ青銅器時代から鉄器時代にかけてロッブリ
周辺古代遺跡からは様々な色の瑪瑙や玉髄、ネフライト、貝などの耳飾や
ネックレスなどの古代の美しい装飾品を見ることができます。

造岩鉱物であるシリカ(二酸化ケイ素 SiO2 )は、古代より装飾品の宝飾素材とし
て使用され、なかでも石英 (水晶)がよく知られています。

一般的に石英が目に見えるほどの大きさに結晶したものを水晶とし、小さく目に
見えない石英の結晶が集合して塊になったものを玉髄とされ、その中でも一般
的に縞模様のあるものを瑪瑙とよんでいます。

玉髄のなかでもジャスパーは、和名を「碧玉・へきぎょく」と呼ばれる美しい緑色
の魅力ある貴石で、古代より魔よけなどの守護石、また宝飾の素材として使用され
ていました。



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