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刻線台付壺形土器 Sold

タイ バンチェン前期 紀元前2,200年~1,000年
材質 テラコッタ(土器) 高:20.5cm

バンチェン文化、前期(早期)の土器で、刻線したモチーフのなかを櫛歯など
で刺突するなどして文様を充填させ文様を際ださせ、部分的に研磨しています。

バンチェン前期の土器は、ほとんどが黒色から灰色ですが、焼成の具合で
まれに赤みを帯びた、このような土器がみられますが、専門書など紹介され
ることもありますが、数は少なく珍しいものです。

調査研究の結果、バンチェン前期土器の胎土中に籾などの植物を含んでい
たため、この時代にすでに稲作が行われていたと考えられています。

口縁に欠けがありますが、その他の状態は良く、補修はありません。


2009年 古代オリエント博物館 「世界の土器の始まりと造形」展 出品作品。

古代オリエント博物館「世界の土器の始まりと造形」展 2009年 図録所載