ビルマ漆工芸美術 01

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朱漆蒟醤象文箱    

ビルマ パガン 20世紀初(1900年~1930年)  
材質:木(木胎)・漆 横:22.8㎝ 縦:14.8㎝ 高:6.7㎝



蒟醤(きんま)は、漆器の面に文様を線彫りして、その線の中に
黒、黄、緑などの色漆を充填して、乾かしてから研ぎ出して
平面的な文様を描き出す技法のことで、ビルマやタイに見られ
美しく精緻なビルマ、パガンの作品は高名で、世界中の美術館
や博物館に収蔵されています。

蓋には、象と象使いでしょうか二人の人物が描かれています。
底の草花文のレトロモダンのデザインも美しく魅力的で目を
引きます。
大変手の込んだ精緻な文様で大変美しい作品です。
保存状態も良く、確りとした作りで小物入れとして、またインテリ
アとしても飾って美しいい作品です。