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宝冠仏陀坐像

クメール ポスト・アンコール 18世紀~19世紀
材質:木・漆・金箔 高:46cm (展示台含 高:51cm)

クメール(カンボジア)ポスト・アンコールの宝冠仏陀坐像です。
クメールの木製仏像については、風土などの関係でごく僅かしか残されていません。

また、ベトナム戦争及びカンボジア内戦を経て、さらに失われ作品そのものはもち
ろん、作品に関する知識や資料まで失われています。

アンコール王朝時代の作品については、海外(フランス・欧米)での関心も高く、その
研究資料や知識も海外に記録されており、多くを失く事はありませんでしたが、この
時代のポスト・アンコール期の仏像や作品に付いては、残された作品数も少なく研究
もあまり進んでいません。

この時代のカンボジアの仏像は少なからず隣国タイの仏像の影響を受けており、タイ
アユタヤ~ラタナコーシン期の宝冠仏陀に様式的に近いものがありますが、当然クメ
ール(カンボジア)らしさの雰囲気を残すもので、作品状態はご覧の通りですが、歴史
を感じさせる時代のある数少ない貴重な作品で、独特の尊顔も魅力ある仏像です。