金製指輪 　Sold　

インドネシア　ジャワ　7世紀～15世紀
材質：金　高：2.3cm　重：7.2ｇ　サイズ：12～13号（52～53）

ジャワのたっぷりとした太い金線を螺旋状に巻き付けるデザインの美しい
金製指輪です。

東南アジアでゴールドのワイヤーを巻き付けるデザインは、クメールの
紀元前後に見られ、このジャワ特有の指輪も、初期王国建国の4～5世紀
などの7世紀を更に遡る年代を示す意見もあります。

ジャワのワイヤーリングの初期の年代は、現在まで管理された考古学的
な発掘がなされていないため確実な年代を明らかにしていません。

そのため現在では、最も慎重な意見としてシュリーヴィジャヤ王国の７世
紀から、マジャパヒト王国崩壊の１５世紀までの仏教・ヒンドゥー教の時代
に多くは制作されたと考えられています。

某高級宝飾ブランドを連想させる、シンプルでありながら洒落たデザイン
の指輪で、装飾品としてお使いになられても違和感のない知的でお洒落
な歴史を刻んだアンティークリングです。