Khmer Bronze Art Exhibition

Gallery

                          
クメール青銅美術展

   
2018年10月23日(火)~11月4日(日) ハヌマンアート鎌倉山 PM1:00~PM7:00    

 

The Khmer bronze art Exhibition
クメール青銅芸術の世界 2007年 
A4 34頁


本カタログは、2007年弊店開催の展覧会カタログです。
フランス国立極東学院、図書館の希望により本年寄贈致しました。
現在、フランス国立極東学院図書館の蔵書となっております。

フランス国立極東学院は、東南アジア、東アジア、南アジアの諸文
明の学術研究機関で、東京国立博物館のクメール作品は、フランス
国立極東学院との交換品として知られ、この分野の世界最高峰の
学術研究機関です。




アンコール・ワット寺院遺跡で知られる、旧都アンコールに代表されるクメール王国の芸術は、インド
から受け入れた崇高な二大宗教、ヒンドゥー教と仏教の神々や仏に捧げられた、祈りの美術として
世界で高く評価されています。

石造建築や浮彫、石像などのほかに、古代より美しく輝く貴重な金属である青銅で、神々の偶像や
仏像、祭具や王族などの輿の装飾に代表される豪華な飾り金具から、玉座や家具などの装飾に
至るまで多岐に渡り、世界史のなかで、ひときわ光り輝くアンコール王朝時代に多くの作品が鋳造
されました。

古クメール王国の版図のいたるところに遺された、青銅作品はクメール族の信仰心と美意識によつて
創造され、人類史上に残る文化芸術として、世界のどの美術にも属さない、東南アジア独特の優しさ
と美しさに溢れています。

この度、ハヌマンアート鎌倉山では、クメール青銅美術作品の神像、仏像、祭具から装飾金具などに
至る作品を集め、クメール青銅美術の世界を感じとっていただける展示を心掛けました。

この機会に真正なクメール青銅美術の持つ美に触れ、その魅力を感じ取って頂ければ幸甚に存じます。

会期中(無休) ハヌマンアート鎌倉山店舗にて展示開廊しておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。



展覧会では、カタログ掲載作品からも数点展示販売いたします。(ご来店のお客様にカタログ進呈いたします)