gm19
アトラス Sold
ガンダーラ 2~3世紀
材質:片岩 高:18cm(展示台含 高:20cm) 桐箱
ギリシャ神話で、世界の西の果てで天の柱を支える巨人神アトラスは
ガンダーラ美術のなかで、仏塔の基壇最下部に見られ、一般的に有翼
で隆々たる力強い筋肉を誇り、仏塔、建物などを担ぎ支えています。
アトラスのなかでも、クリっとした目で、ふっくらとした童顔の顔が
わんぱく小僧のようで、なんとも愛らしく可愛らしい作品です。
造形的に翼が欠損し遺されることの多いアトラスですが、この作品では
右翼に折れを繋ぐ補修があるものの、すべてが完全にオリジナルな状態
で残された造形的にも優れた、ミュージアムクオリティーの優品です。