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仏陀坐像  Sold

クメール バイヨン(ロッブリー)12世紀末~13世紀初
材質:青銅 高:11cm(展示台含 高:18.5cm)

仏陀は半跏趺坐し、両手の手のひらを上に向け定印を結び、衣は
偏袒右肩に懸け、下向きの連弁を示す基壇に坐しています。

本来、クメール寺院形の龕を伴う仏陀坐像で、仏陀像背面に別鋳
の龕とを繋ぐ差し込みが残されています。

ジャヤヴァルマン7世の統治したバイヨン期のクメール帝国は
ロッブリー(現タイ国中部)の仏師の作と思われる厳かな雰囲気
を感じさせる秀逸な仏陀像です。