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ヴィシュヌ神像
クメール アンコール・ワット様式 12世紀
材質 青銅 高:13cm (展示台含 高:19cm)
アンコール王朝18代のスールヤヴァルマン2世(在位1113~1150年頃)は
宇宙の維持、世界の救済を司るヴィシュヌ神と現人神の自分自身の為に
アンコール・ワット寺院を建設しました。
王はヴィシュヌ神の化身とされ世界の中心に住むとされ、そのため須弥山
メール山を模したピラミッド型の中央祠堂(高さ65m)を建設しました。
この時代に制作された美術を寺院名から、アンコール・ワット様式(美術)
としています。
この4臂のヴィシュヌ神像は、円錐形のムクタに冠帯を結び、ヴィシュヌ神
の持物である、後方の手には円盤(チャクラ)と法螺貝、前方には珠を持って
おり、棍棒は失うも、他の持ち物は完好で保存状態は良く、バランスの取れた
堂々とした像容の技術水準は高く、凛とした尊顔でアンコール・ワット様式を
顕著に表現するクメールの優れた青銅神像です。
アンコール・ワット様式の典型的なサンポット(腰衣)の表現、後方の美しい
蝶結びと、耳飾、胸飾、臂釧、腕釧、足釧が揃う装身具で細部へのこだわりも
際立っています。
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