ガルーダ
クメール バイヨン様式 12世紀末〜13世紀初
材質 砂岩 高45cm(展示台込 55cm) 横 42.5cm
ガルーダ(ガルダ)は鳥族の王であり、ヒンドゥー教の最高
神であるヴィシュヌの乗り物としても知られます。仏教にも
採り入られ日本では迦楼羅(かるら)と音写され、 金翅鳥
(こんじちょう)とも呼ばれます。
この作品では、上に乗る人物は欠損して、右足と腰部(側
面〜背面)を残しています。バイヨン期に僅かに見られる
『阿修羅を乗せるガルーダ』の彫像であったと思われます。
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