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刻線文土器
タイ バンチェン 紀元前2200~1100年(バンチェン早期土器)
材質:土器 高:13.7cm 胴径:15.7㎝
タイ北西に位置する世界遺産バンチェン遺跡は、数千年に渡る
集落・墓地の遺跡です。
1966年に発見され世界中の注目を集めました、近年の年代測定
では、紀元前2000年頃に起源を持つと考えられています。
この作品は、最初期の幾何学文様の刻線文の研磨された黒色土
器で口縁に小さな二つの穴を穿っています。
丸底の叩き技法で制作され、口縁に僅かな欠けがある他は、割れ
補修の無い保存状態良好な作品です。(展示台付き)
出展
古代オリエント博物館「世界の土器の始まりと造形:ドキドキ!土器って面白い!」
2009年
所載
古代オリエント博物館「世界の土器の始まりと造形:ドキドキ!土器って面白い!」
2009
年 (図版・赤◎印)
◎