東南アジアの宝飾　先史　６

有角けつ状耳飾

ベトナム　サーフィン文化　紀元前300～後100年
材質：石　高：3.4cm 横：3.7cm 厚：1.9cm

サーフィン文化では、特徴的な二つの耳飾りが知られています
その一つが、この突起の付いた有角のけつ状耳飾です。

多くは、白色や緑色の石で制作され、まれに青色のガラスのも
のも存在します。

紀元前5世紀頃からベトナム中南部の海岸沿には、青銅器を
使用し、独自の漁労文化を持った遺跡が見つかっています。

この文化をサーフィン文化と呼んでいます、この文化の特徴的
な耳飾りなどの装飾品は、タイ南部のマレー半島やフィリピン
など南シナ海を取り囲む古代遺跡からも出土してことから、この
文化の人々が航海に長じていたと考えられています。

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