東南アジアの宝飾　ジャワ　金製指輪　07

金製指輪（Twisted Wire）　Sold

インドネシア　中部ジャワ　8世紀～12世紀
材質：金　高：2.1cm 　重：2.5g 　指輪サイズ52-53（Japan,12-13）

一本の金線を、トップで渦巻状に捩じったデザインの簡素ながらも
可愛らしい金製指輪です。

インドネシアでは、7世紀末頃から16世紀初めにかけて、ジャワ島
を中心にいくつかの王国の興亡が繰り返されました。

世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールや、ヒンドゥー遺跡ロロジョング
ランなどの著名な寺院が建築されたのもこの時期で、仏教やヒンド
ゥー教などの絢爛たる文化が花開きました。

古代王国の王侯貴族の古の世界を想起させる、黄金の指輪を初め
数多くのジャワの栄光を物語る黄金宝飾装飾品が遺されています。

米国のメトロポリタン美術館では、多くのジャワ金製装飾品が収蔵
され、この指輪に近似した作品も収蔵されています。

指輪サイズに付きましては、現代の正円のものとは異なり、僅かに
楕円の場合、また殆どの指輪が出土品でもあり僅かにゆがみなども
ある場合も多く、おおよそのサイズ記載になります。