首飾(シェルビーズ)
タイ ロッブリー 紀元前2,000~1,500年(新石器時代)
材質:貝 長:38㎝(大きな粒:1.3~1.8cm ) ケース:22..8×14×2cm
ロッブリー先史遺跡群出土のユニークな形状のビーズネックレスです。
首飾りは、旧石器時代には既に存在しおり、古い装飾品のひとつで
始りは、超自然的なものから身を守るための護符としての役割から
権力の象徴として、富の象徴として、そして胸元を飾る装飾品として
用いられていきました。
このビーズは、タイ東部のチョンブリー県のコックパノムディ遺跡(Khok
Phanom Di)のものが有名ですが、比較的珍しく数少ないビーズです。
この先史遺跡は、紀元前2000~1500年とされ、新石器時代のもので
貝の腕輪やイヤリングと共に出土しています。
先史時代関係書籍、Pre-History Ornament & Beads in Thailand Vol.1
にロッブリーの同じタイプのビーズネックレスが掲載されていましたので
掲載ページと共に撮影してみました。
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