ガネーシャ
インド 中インド(マディヤプラデーシュ) 10世紀~11世紀
材質:砂岩 高:28.5cm (展示台含 高:35cm)
シヴァの息子の象の頭をしたガネーシャは、インドで広く親しまれ
あやゆる障害を除去して成功に導く神であり、商売繁盛をもたら
し、また智慧を司る学問の神であり、文化芸術を司る技芸の神で
もあり、病苦から開放をもたらす医術の神であり、あらゆる事象
を司る万能の神様とされています。
蓮の柱頭を持ち、線刻の施された円柱の横で、斧と伝説にもとずく
自身の折れた牙を持ち、踊る姿のガネーシャで、眼光鋭く厳しさの
ある作品です。