ks106

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男神頭部

クメール バイヨン様式 12世紀末~13世紀初
材質:砂岩 高:17㎝(展示台含 高:23.5cm)

冠帯(ディアデム)の文様などアンコール・ワット様式の特徴
など残るものの表情などバイヨン様式初期頃12世紀末頃の作
品と思われます。


クメールの神像彫刻では、シヴァの第三眼や観音菩薩の頭部
(髻)の化仏などの特徴がない場合、持物などが確認の
できない頭部だけでは尊格の判断は困難であり、尊格の特定
は出来ませんが、その顔付きからは男神であったと思われます。

編み上げた髻に、冠帯には精緻な菱花文と列弁文が刻まれて
両眉は連なり、眼には瞳を彫出しています。

鼻先に欠損はあるもの、たっぷりとした唇の口元は微笑みを
たくわえ、明るさのある表情が好感を持てる神像頭部です。