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リンガ  Shiva Linga 

クメール美術 アンコール期 9世紀~12世紀
材質 砂岩 高:46cm 奥行:14.5cm


シヴァ神は世界の創造主であり、破壊者でもあるヒンドゥー教の最高神
の一つで、男性の象徴であるリンガでその存在を示してきました。

インドのヒンドゥー教を受容したクメールではシヴァ神の象徴として、
またシヴァ自身をリンガ(男根)で表現し寺院の本尊としてまつりました。

寺院では方形のヨーニ(女性性器で表現されるシヴァの神妃ウマー)
の台座に直立に突き立てられ、シヴァの活力(エネルギー)の象徴と
して、生殖・豊穣を祈願され、本質的にリンガは宇宙の根源的な創造
の力を表しています。

リンガ崇拝(男根崇拝)は、悠久のインドの歴史のなかで、紀元前2600
年~紀元前1800年のインダス文明の遺物研究からすでに存在してい
たととも考えられています。

このリンガは、三つの部分からなりヒンドゥー教の三大最高神を象徴し
ています。

基部は立方体でブラフマーを、中段の八角柱でヴィシュヌ、上段の半球
体でシヴァを象徴しています。