ナーガ頭部残欠
クメール バイヨン様式 12世紀末~13世紀初
材質:青銅 高:14.5cm 幅:16cm(展示台込 高:21cm)
クメールの代表的仏陀表現のナーガ上の仏陀像(参考図版)
の中央ナーガ残欠です。
ナーガ頭部から推測して概算すると1メートルを超えるもので、
バイヨン期の青銅ナーガ仏陀像では、残されていれば最大の
ものであったと思われ、ミュージアムクオリティーの残欠です。
取り外しの出来る特注の艶消し黒の展示台で、美しく展示す
ることが出来ます。
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参考図版:「Khmer Bronzes」 Emma C.Bunker and Douglas Latchford 2011年